女性用バイアグラと女性用媚薬って種類は同じものなの?

女性用媚薬と女性用バイアグラは同じ?

女性用媚薬と女性用バイアグラは同じ?

女性用媚薬は、女性用バイアグラと同じ性欲を高める医薬効果を発揮しますが、含有成分だけで無く作用機序も全く異なります。

女性用媚薬は、トンカットアリやマカ、ガラナ、コーラナッツ、ムイラプアミン、ヨヒンビン、ザクロエキス、シルデナフィルなどの成分に加え、人間にとって有害な毒性を持つコブラやマムシ、サソリなどの成分を配合している製品も多いです。

滋養強壮や不感症の改善、性ホルモンの分泌促進など複数の医薬効果によって女性の性欲を高める効果が期待出来ます。

女性用媚薬の多くに含まれているトンカットアリやマカには、性欲を向上させる男性ホルモンテストステロンの分泌を促進するアルギニンが多く含有され、ガラナには血管を拡張する効果により血行を改善し心拍数を上昇させ女性を興奮しやすくするガラニンとも呼ばれるカフェインが多く含まれています。

その為、3大神経伝達物質の分泌をコントロールする単一の医薬効果により女性の性欲を向上させるバイアグラとは大きく異なります。

女性用バイアグラは、うつ病の治療薬として開発された医薬品を女性の性的欲求低下障害の治療に転用した医薬品であり、脳内や中枢神経系で働く3大神経伝達物質のセロトニンとドーパミン、ノルアドレナリンに作用する事により女性の性欲を高める医薬効果を発揮します。

女性用バイアグラは、セロトニンの分泌を抑制する事で情動に直結している快楽ホルモンとも呼ばれるドーパミンの分泌量を増加させ、増加したドーパミンから交感神経や副腎髄質でセックス興奮ホルモンとも呼ばれるノルアドレナリンの生合成が行われ分泌量を増加させます。

ドーパミンは、脳下垂体前葉から分泌される性欲抑制ホルモンプロラクチンを抑制する効果があり、ドーパミンの分泌量が増加するほど性欲抑制効果が低下し女性の性欲が高まりやすくなります。

ノルアドレナリンは、ドーパミンと同様にセロトニンの分泌を抑制する効果があり、セロトニンの分泌量が低下する事により脳下垂体前葉から更にノルアドレナリンの分泌量が増加し女性の性欲を高めます。

女性用バイアグラは、脳や中枢神経に作用する医薬品なので服用による副作用を考慮して服薬量が抑えられている事もあり、女性用媚薬に比べて医薬効果を実感するまでの期間が長く、一般的には服用開始から1カ月前後必要とされ、服用開始から2カ月前後が最も医薬効果が高く性欲が高まります。

女性用バイアグラは、脳や中枢神経系に作用するので女性用媚薬とは異なり、服用に際しては安全性を確保する為に専門医の指示に従う必要があります。